ジョンソン首相の責任発言の補足
どうも、さかなです。
先日、イギリスのジョンソン首相がコロナの死者の責任は私にある。と言う発言がありました。
私は、この言葉を重く聞いていましたが、ネットのコメントで「今更言っても」「10万人死んでから言っても」「言うのは簡単」等、結構批判的なコメントが多く見えました。
このジョンソン首相の「責任は私にある」は確かに言うだけは簡単だし、責任があるのなら辞任するの?とか保証してくれるんでしょ?みたいになってしまいます。
ただし、国の代表者が国民のやり切れない心境の矛先を自分に向ける口実を作り、首相自らが悪者になるという所に意味があります。
会社で誰かしら嫌われている人がいたとします。殆どの人はその人に対しての愚痴を言ったりして団結します。会社組織の悪者は大体上司になります。
ですが、その嫌われ者が転勤や部署移動したらどうでしょう?まずは清正した雰囲気になるでしょうが、次第に次に違う人がターゲットになります。 そうして、また違う団結になります。
私は、上司は嫌われてこそ上司と思うのは、上司が嫌われ者の役になれば部下は纏まりやすいという事が多いからです。
この首相は、自らその役を買って出て国民の負の感情を受けると言っているのです。
そして、コメントにもありますが日本は100万人、コロナで死亡してもこの様な発言は出ないや陳謝で終わると思われています。
心に響かない演説や国民にはお願い、強制しようとしていたのに与党議員は夜中にクラブをハシゴするという矛盾。
この議員は与野党からも批判されるでしょうが、国民からは批判の嵐でしょう。
国民には命令口調や国民の行動のせいにしているのに、議員は夜遅くまでクラブをハシゴしたり、大勢で会食をしたりで、国民に行っている事と議員がやった事では話になりません。
本当に、良い意味でジョンソン首相を真似てほしい。